メニューのタイトルにバッグクロージャーって書いたんですが、私のV125のキャリパーについているパッドピンの抜け止めが食パンの袋止めるアレに似てたからそう呼んでいます。
キャリパーのメンテナンスの最後に、この抜け止めをつけるのですが、ちょっと詰まったので備忘録として残しておきます。

この抜け止めが、外した時に少し歪んでいたのですが、それを平らにして組立時に取り付けようとしていました。
しかし、取り付けられなかったのです。
次の画像の赤い部分にパッドピンが来ると思っていたのですが、実際にはサイズ的に無理で、オレンジの部分にきます。

そのままの状態だと、オレンジのところまで差し込んでも固定されずに、少し揺らしただけで外れてしまいます。
この抜け止め壊しちゃったのかなとまで思ったのですが、実際は、少し歪曲させてつけるということがわかりました。
やり方は簡単で、外周をペンチやウォーターポンププライヤーで掴んで内向きに圧縮するだけです。

ちょっとだけ歪んだ状態がこれです。
やりすぎたら上から押さえて平らにすれば問題ないです。

※
あまり強く曲げたあとにやり直しを繰り返すと、金属疲労によって破損する可能性も考えられるのでご注意ください。
以上!